皺の注入治療② 手背の注入

手背のヒアルロン酸注入


時に手背(手の甲)の皺についての相談をうけます。手も加齢により変化し、少しずつ血管や腱が目立ってきて、ゴツゴツした男性っぽい手になってきます。手にもヒアルロン酸注入が可能です。手に注入するくらいなら顔に・・!というご意見もありますが、手背への注入は意外に満足度が高い治療です。
3年程前のことになりますが、手背に対するヒアルロン酸注入の講習会が博多で開催されました。講師は大阪府済生会中津病院形成外科勤務時代の同僚で、今も親しくさせていただいている岩城佳津美先生だったので、久しぶりの再会を楽しみに講習に出かけました(岩城先生は今やフィラー(注入治療)の第一人者となられ、最近では教えていただくばかりになっています。フィラーを知りたい方はぜひ“いわきクリニック”の院長ブログ“フィラー道場”をご覧ください!)。
まずはお顔の注入の講習を受けて、次に手のヒアルロン酸注入の講習となったのですが、なんとモデルさんが若すぎて手にはほとんど皺がありませんでした!すかさず岩城先生がチラリと私の手を見るや「陽子先生の手、モデルにピッタリ!!お借りしてもいいですか?」とのご提案(笑)。というわけで、喜んで施術モデルを引き受けることになりました。
岩城先生の解説付きで多くの先生方からじ~~っと見られながら左手背に注入され、右手は講習会の会場となったビスポーククリニック院長の室先生の初チャレンジとなりました。たった10分程度の処置で、ゴツゴツした血管や腱は目立ちにくくなり、とてもいい感じになりました。嬉しくなってついはしゃぎすぎて施術後の写真を撮り忘れていたので、あわてて化粧室の片隅をお借りしてスタッフの方に施術後の写真を撮っていただきました。というわけで、注入前・注入後の写真の撮影条件が全く違っていて申し訳ないのですが、ここに掲載してみます。”手から始まる若返り“(by 室先生)だそうです(;’∀’)。


私の手の甲

【写真】

 

ちなみにその後、手の甲のヒアルロン酸を希望された患者様に、施術中の動画撮影およびblogへの掲載を許可していただきましたので、ここに掲載いたします。ご協力、本当に有難うございます。

 

 

こんな感じで、すぐに治療の結果もわかるうえに、注入時の痛みも軽度です。ちなみに当院で使用しているヒアルロン酸は麻酔薬入りのもの(ジュビダームビスタボリフトXC)を使用しております。あえて施術前の麻酔などは行っておりません。使用料の目安は、片手でヒアルロン酸1本(1ml)です。両手だと2本必要になります。

2021年07月04日